『木』についてのポリシー

店長の阿万ユカです。

ヒノキの木のウェルカムボードが大好評です。
ヒノキの木は良い香りがして、なめらかな木肌にうっとりしてしまいます!
リリースして間もないのに、お選びいただく方が日に日に増えており、大変嬉しくおもっております。



木をたくさん使うことになるわけなので、『木』についてのポリシーを明記しておかなければならないと思いました。

木をたくさん使うことって、森林破壊してるってことなのでは…?
とおもわれる方がいらっしゃるかもしれませんが、日本の人工林に関して言えば、木を切る=環境破壊、ではないのです。
太陽の光を取り入れるために、木を切ることも必要なのです。

人工林の善し悪しは、雑草木の茂り具合で判別できるらしいです。木の地滑りを防ぐには“くぎ”となる下草や雑木が不可欠で、よく茂った雑草木は腐葉土を生み、保水力も高めるとされるています。そうした好環境を保つには、地面まで日光が届くように間伐を行う必要があるのです。
現在、日本の木は外国の安い木に押され、需要が低迷しています。
そのため、間伐が行われず、放置された人工林が数多く存在します。
放置された人工林では、大雨の時に土砂崩れを起こったり、低い木がなく木の実を食べられない熊が、餌を求めて人里に現れたりするのです。

一方、東南アジアやアフリカや南アメリカの木材は、低価格で購入できるため、大量の需要があり、無計画に伐採されています。木は地球温暖化や大気汚染の原因となる二酸化炭素や有害物質を吸収しています。森林が大幅に減ると、それらの吸収される量が減り、大気汚染や温暖化がいっそう進んでしまうのです。
日本の木より、そういったところの木のほうが安く手に入るからといって、そちらを購入することに抵抗を感じます。

ですので、私たちは、日本の林や森で、地面に太陽の光を入れるために切った木のみを使用します。

お二人の記念すべき一日のためにお作りするものには、環境を壊すものでなく、環境を育てるものを使いたいなぁと思うのです。